シーズン20で調整されるエイムアシスト内容まとめ
エイムアシストの仕組み
- エイムアシストは下記2つのウィンドウが設けられている。
- 各ヒーローには、エイムアシスト用の「ウィンドウ」(下の画像内で黄色にハイライトされたエリア)
- プレイヤーの照準には、「エイムアシスト・バブル」(画面内で青色にハイライトされたエリア)と呼ばれる別のウィンドウ
- 2つのウィンドウが干渉することでエイムアシストが機能する。

エイムアシスト関連の設定
エイムアシスト関連の設定はコントローラーの詳細設定からアクセスできる。
- エイム・アシスト強度
- ターゲットに対する、エイムアシストの強さを調整
- この値を強くすれば、サイトをターゲット付近へと移動させた際に照準がスローになり、画面の動きに突っかかったような感触が加わる。
- 上下左右だけでなく、回転軸(ターン)の動きも含まれる。
- エイム・アシスト ウィンドウサイズ
- エイムアシスト・バブル(プレイヤー側のウィンドウ)の大きさを調節でき、ウィンドウを広げるほど、アシストの範囲も大きくなる。
- シーズン20ではデフォルトの設定が100%から60%に変わる。
- エイム・アシスト イーズイン
- プレイヤー側のウィンドウとターゲット側のウィンドウがはじめて干渉した際、エイムアシストの効きを徐々に効かせる
- 100にすればイーズ・インが大きく働き、干渉直後のエイムアシスト強度は最小限に収まります。
- 0にすれば、干渉時からいきなりエイムアシストを最大限に効かせられます。
- この設定にはシーズン20での新機能として下記が追加される。
- プレイスタイル(投射物系、ヒットスキャン系、近接攻撃系)別に設定
- ヒーロー別にすれば一人一人のイーズ・インを設定可能
- エイム・スムージング
- コントローラーの入力を”慣らす”上で重要
- スムージングを強めればスティックや方向キーの入力に対する感度が穏やかになり、照準や微細な調整が求められる遠距離攻撃の精度が高まる。
- ただし、照準を大きくずられなくなるため、スムージングが強いほど、ターゲットが接近した際に照準を合わせづらくなる。
- エイム・イーズイン
- 入力感度のカーブを調節できる。
- スペシャリスト向けのため、調節しなくても特に問題なし。
シーズン20で追加される新制度
- ベース・レベルで調整され、ターゲットとの距離にもよるが、エイム・アシストが従来よりも6%から8%強化される。
- 「OW」シリーズは他のFPSタイトルに比べてエイムアシストが弱め(開発チーム・エンジニア談)
- 初心者やカジュアル・プレイヤー向けにこの調整を加えつつ、「OW」に慣れている肩のため新しい設定を設けて様々なプレイヤー層が楽しめるように。
- 「OW2」のゲームテンポは初代よりも早くなっているため、今回のエイムアシスト強化で好適。
- サポートのエイムアシストは特に強化。
- 全回復した味方へのエイムを回避するために「エイム・アシスト・ライフしきい値」を追加。
- 調節すれば設定値を下回るライフしかない味方にのみエイムアシストが機能するようになる。(デフォルトは99%)
- 味方に対するエイム・アシスト強度のデフォルト値も100%へと変更される。
- ジュノやイラリーなどエイム主体のサポートヒーローの扱いやすさが向上する
- 全回復した味方へのエイムを回避するために「エイム・アシスト・ライフしきい値」を追加。
- 回転速度(ヒーローがターンする速さ)を4つのスライダーで大幅に変更可能になる。
- クイックターンや頻繁なターゲット変更が求められるキャスディやハザード、ウィンストンはその特性上、コンソール版ではパフォーマンスが以前から低めだったが、回転速度を個別に調節すればこれらのヒーローのポテンシャルをコントローラーでも引き出せるようになる。
コンソール版をプレイする全ての人に
以下は元記事からの引用です。
「OW2」のメカニズムに詳しくない方は、この記事を読んで「今回の変更で結局何が変わるんだ」と混乱しまったかと思いますが、ご安心ください。このシーズン20の変更でエイムがこれまで以上に簡単になるということだけは、開発チームを代表してお伝えしておきます。私たち開発チームは、膨大な回数の社内テストの末に得られたフィードバックを参考に、上記の新デフォルト設定値を考案しました。オプションでスライダーをずらす手間をかけずとも、新シーズンを機に「OW2」のプレイ環境がもっと快適になるはずです。
私たちはコンソール版を楽しむすべての人のプレイ環境を改善できればと考えています。今回の調整も元を辿れば、これまでコンソール版のプレイヤーから寄せられてきたリクエスト、懸念、否定的な意見に基づいたものです。
コンソール版のコミュニティからは「敵をトラッキングしづらい」という声がこれまで挙がっていましたが、新シーズンでは、照準がターゲットやそれ以外の敵/味方へと不自然に引き込まれてしまうがことが少なくなるので、より直感的にエイムできることでしょう。「ウィンストンの挙動を何とかしたかった」というコアな方も、エイムの設定にそこまでこだわっていなかった方も、シーズン20の新たなエイムアシストにご期待ください。
■元記事はこちら
1週間を振り返る-より親しみやすいエイムアシストを目指して
